海底軍艦

高島忠夫/藤山陽子、小泉博、上原謙、田崎潤、藤木悠、高田稔、藤田進、平田昭彦、佐原健二、小林哲子、伊藤久哉

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説明

カイテイグンカン/原作:明治の科学冒険作家である押川春浪「海底軍艦」。脚本:関沢新一。音楽:伊福部昭。特撮監督:円谷英二。監督本多猪四郎。主役は旧日本軍が生んだ海底軍艦と超古代文明ムウ帝国、現代社会から忘れられ滅びの道を歩みつつある二つの世界を原作から大きく物語を膨らませた素晴しい関沢脚本と何から何まで対照的な様式美で描き、映画「海底軍艦」はSF・特撮映画として怪獣以外の主役として輝きを残す出来となった。海底軍艦「轟天号」のデザインはあの絵物語作家小松崎茂、ムウ撃滅命令を受けて出撃する場面からスピード感溢れる描写、空中から海中への突っ込む場面などは後年の「SW」でも描かれたアングル描写であるほど素晴しい。勿論伊福部昭の音楽も大きな効果を発揮した。94分。ムウ帝国の守り神は深海龍「マンダ」。TVドラマ「マイテイ・ジャック」や1978年「惑星大戦争」など「轟天号」の影響は非常に大きく伝わる。ポスターデザインが素晴しい構図で好きなポスター。この年1964年2月1日から広小路にある豊橋東宝が豊橋大映として大映系封切り、丸物会館が丸物東宝として東宝映画の封切りとしてチェンジ。1963年12月22日~1964年1月2日豊橋東宝、併映「香港クレージー作戦」。1964年4月1日~7日松竹シネマ、併映「色ぼけ欲ぼけ物語」。【サイズ:B2】【年代:1963年】