海の百万石

片岡千恵蔵/大川橋蔵、進藤英太郎、薄田研二、長谷川裕見子、松浦築枝、千原しのぶ、花柳小菊、三浦光子、阿部九州男、吉田義夫、市川小太夫、清川荘司、海江田譲二、植木千恵

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説明

ウミノヒャクマンゴク/原作:舟橋聖一。脚本:舟橋和郎。音楽:高橋半。監督:内出好吉。片岡千恵蔵主演、加賀藩で台頭する町民の代表者銭屋五兵衛の不撓不屈の半生を描いた“東京新聞”連載舟橋聖一原作の映画化。蘭学者大野弁吉に学ぶ息子要蔵(大川橋)の提言で、不漁の地河北潟を埋め立て、住民の厚生を計ろうとした。要蔵はしじみ売りの小女おてつを知り、力を貸そうと約束。河北潟視察の途中、お才の短筒に奥村の愛妾お扇は重傷を負い、更に下賜品と偽った毒饅頭に奥村(薄田研二)は毒殺され、執権に返り咲いた長の圧迫は強まった。河北潟に毒が投ぜられ、毒死した魚を売り捌いた者があったため、死者が出た。大原(進藤英太郎)はその科で五兵衛を獄に投じた。食物に毒があるから絶食するようにとの獄医の言を信じた五兵衛は日に日に衰弱。父救済に奔走する要蔵は、秘密防止のため大原に斬られたお才を救い、大原一味の罪状を知り上意により、一味は捕縛。だが日本の海を手中に収め、海の百万石とまでいわれた銭屋五兵衛は、獄中でその生涯をとじる。大川橋蔵が千恵蔵と初共演。1956年9月11日~17日豊橋第一東映、併映「大学の石松太陽族に挑戦す」。1957年4月6日~10日銀座東映、併映「誉の美丈夫」。【サイズ:B5 シナリオ広告&スチール】【年代:1956年】