説明
シズマヌタイヨウ/原作:山崎豊子。脚本:西岡琢也。音楽:住友紀人。監督:若松節朗。人気作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を、壮大なスケールで映画化した骨太社会派サスペンス。日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、巨大企業に翻弄(ほんろう)されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。監督は『ホワイトアウト』の若松節朗、脚本を『陽はまた昇る』の西岡琢也が担当。組織と闘う主人公を演じた渡辺謙をはじめ、三浦友和、石坂浩二・宇津井健など実力派俳優が揃う。激動の昭和30年代から60年代を背景に、巨大組織に翻弄され、海外僻地への左遷や歴史的な航空事故、政界をも巻き込む会社再建といった波瀾の渦中に図らずも身を置いた主人公が不屈の信念で過酷な状況を克服しようともがく姿を通し、人間の尊厳とは何かを問いかけていく展開。国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果、海外勤務を命じられてしまう。10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き、救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、恩地は会社の腐敗と闘うがそれは終わりなき暗闘の始まりだった。ジャンボ機事故の被害者の親族代表として出演した宇津井健さん、2008年の秋、丁度とよはしまちなかスロータウン映画祭のゲスト招へいのお願いで豊橋でお会いしたときは撮影終了間もない頃で髪も短めの時だった。この映画のすばらしい所は、こうした登場人物のみならず、映像がまるごと本物の昭和30年代、40年代のように見える点。この時代を描く場合、箱庭的なセットや妙に新品くさいVFXに辟易することが多いが、本作の美術スタッフ、照明・撮影陣はいい仕事をした。202分。興行収入28億円の大ヒット。2009年10月24日公開、ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:B2ポスター】【年代:2009年】




