説明
ミトコウモン テンカノフクショウグン/脚本:小国英雄。音楽:深井史郎。監督:松田定次。1959年7月新盆の東映セミオールスター映画で月形龍之介主演の水戸黄門シリーズ第12作。両御大と大友柳太朗が出演しない分若手が伸び伸びした演技で展開イメージ。四国高松藩に領主として赴任した息子頼常(中村錦之助)が乱心という噂を聞いた黄門が事実を確認するために四国へ出向く。前半は軽い喜劇タッチで山賊退治などで笑わせて四国へ到着してからは重厚な展開で城内でのチャンバラシーンでは流石に眼光鋭く威圧感十分の貫禄を見せる月形龍之介が素晴らしい。助さんに里見浩太郎、格さんに東千代之介、大河内傅次郎が側用人、美空ひばりが錦之助を助ける腰元、いつも悪役の進藤英太郎が高松藩用人で好演、高松藩乗っ取りを謀る家老に山形勲。大川橋蔵が隠密。丘さとみが山形勲の娘として好演。山形が放つ弓矢を月形が払う場面から天下の副将軍としての眼圧が冴える。タイトルトップは月形、次に中村錦之助と東千代之介、三番目に里見浩太郎、丘さとみ、若山富三郎、止め前に大河内傅次郎、山形勲、進藤英太郎で止めが大川橋蔵と美空ひばり。配収は2億2581万円で、1959年度の邦画配収ランキング第8位となった。若山富三郎が将軍綱吉で出演し同時公開の「怪談一つ目地蔵」で主演して新東宝から3月に移籍して重用される期待感。1959年7月12日〜21日第一東映、併映は若山富三郎「怪談一つ目地蔵」。1959年10月28日〜11月2日銀座東映、併映「日本Gメン謎の惨劇」「空は晴れたり」。1959年12月30日〜1960年1月2日南東映、併映「月光仮面」。1960年2月27日〜3月1日二川銀映、併映「薄桜記」「ギターを持った渡り鳥」。1960年10月26日〜28日南東映、併映「浪花の恋の物語」。1960年10月30日〜11月5日豊橋国際、併映「地雷火組」新東宝「弥次喜多珍動中中仙道の巻」三本立て。1962年8月15日〜17日南東映、併映「家光と彦左と一心太助」。2010年第9回とよはしまちなかスロータウン映画祭にて上映。【サイズ:B2地方版ポスター&近代映画裏表紙&近代映画表紙】【年代:1959年】