殺人者はバッジを付けていた

フレッド・マクマレー/キム・ノヴァク、フィル・ケリー、ドロシー・マローン、E・G・マーシャル

説明

サツジンシャハバッジヲツケテイタ/原作:トーマス・ウォルシュ、ウィリアム・S・バリンジャ―。音楽:モリス・W・ストロフ。監督:リチャード・クワイン。フレデリック・マーチ主演。ハードボイルド探偵作家の原作を映画化したクライム・アクション。無言の銀行強盗が進行するOPタイトルから快調。ギャングの情婦キム・ノヴァクと恋に落ち、強奪金を横取りしようとする刑事にフレッド・マクマレー。ほぼ情婦のアパート周辺だけで展開されるがサスペンスが全く途切れない。雨に濡れた路面と車体というノワール的細部も良い。クライマックスはマクマレイによる銀行強盗再演。ドロシー・マローンに金をとりに行かせるが失敗、犯人に飛び掛かった警備員が背中に2発撃たれたように自動車に飛びついたマクマレイも2回撃たれ路上で事切れる。腐敗刑事の顛末を描いた作品。1955年4月8日~14日豊橋メトロ劇場、併映「彼らは馬で西へ行く」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1955年】