死の接吻

ヴィクター・ヤング/ブライアン・トレンヴィ、カール・マルデン、リチャード・ウィドマーク、コリーン・グレイ

説明

シノセップン/原作:エルザ―・リプスキー。音楽:デヴィッド・パトルフ。監督:ヘンリー・ハサウェイ。ヴィクター・マチュア主演の犯罪アクション。前科者ヴィクター・マチュアが強盗で服役、仲間の司法取引に応じずに服役、結局仲間の裏切りで妻が自殺したことでヴィクターは取引に応じる。共犯者は逮捕されたが悪徳地方検事ダンジェロは、ヴィクターのいかさま顧問弁護士ハウザーに、密告したのは一味のリゾだと思わせるため、リゾだけを見逃す。ハウザーはギャングのトミー・ユードー(リチャード・ウィドマーク)を使ってリゾを殺させようとした。リゾは逃亡し、ユードーはリゾの母を殺す。それを知ったヴィクター・マチュアはダンジェロに告げ、仮出所を許された。彼は2人の子供を孤児院からの引取りと結婚して他の街に移住。ウィドマークはハウザーの力で無罪となり、ヴィクター・マチュアを狙う。こうしてある料理店で二人が会い、ウィドマークに射たれて重傷を負うが駆けつけた警官隊はヴィクターを救いウィドマークは射殺される。この映画ではリチャード・ウィドマークの強烈な個性が発揮されたデビュー作。ギャング役で非情な役どころをこなして第20回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。その他原案賞にもノミネート。以降ウィドマークはギャング映画や西部劇・戦争映画でその個性を発揮して人気、やがて主人公を演じて大スターとなる。1947年の製作だが豊橋では1952年の公開。1995年に同名タイトルでリメイク。1952年11月27日~12月2日豊橋メトロ劇場、併映「黒水仙」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1952年】