説明
ジロチョウフジ/製作:永田雅一。脚本:八尋不二。監督:森一生。1959年に大作主義を打ち出した大映が第一弾として製作した大映オールスター映画の次郎長もの。秋葉の火祭りから荒神山と黒駒の勝蔵と対決する富士川の決戦までを見せ場たっぷりに描く。次郎長には長谷川一夫御大、吉良の仁吉に市川雷蔵、森の石松が勝新太郎、大政には黒川弥太郎で宿敵黒駒の勝蔵に滝沢修、女優陣も京マチ子や山本富士子・若尾文子など東西俳優を結集して映画は大ヒット。この映画も「大映の次郎長富士」と東映を意識したタイトル。対する東映はオールスターで天保水滸伝の「血斗水滸伝 怒濤の対決」を同時期に公開。各社が競って稼ぎ時期にオールスター映画を製作した時代。1959年6月17日〜30日丸物会館、併映「紅あざみ」24日〜「千代田城炎上」。1959年9月9日〜12日丸物会館、併映「千羽鶴秘帖」。1959年10月15日〜19日千歳劇場、併映「橋」。1965年8月7日〜13豊橋大映、併映「青いくちづけ」【サイズ:B2地方版 2種類&雑誌時代映画広告】【年代:1959】