説明
ゴクドウ VSマムシ/脚本:松本功、山本英明、中島貞夫。殺陣:三好郁夫。監督:中島貞夫。傷害罪で5年の刑期中に島村組を解散して出所した釜ヶ崎極道島村清吉が、堅気をいじめて暴利をむさぼり、麻薬で荒稼ぎして更には島村の子分を殺された神戸北斗会(遠藤辰雄、戸浦六宏、小松方正、関山耕司)を相手に大暴れする。島村が経営するホルモン焼店で無銭飲食したまむしの兄弟(菅原文太、川地民夫)と島村が対決するが意気投合。ヒロインは保育士瞳順子で孤児院用地が北斗会によって買収されようとして、極道とまむしが協力して北斗会と対決する。志賀勝・川谷拓三の台詞が多く扱いが変化する頃、島村が「大日本ホルモン焼株式会社」なる会社を立ち上げラストは屋台で殴り込み。人気シリーズを掛け合わせて観客倍増を狙う企画にも思えるが正統任侠映画とは違う路線を合わせても面白さ倍増とはいかなかった。丁度「仁義なき戦い」シリーズが完結した時期に公開された。1974年8月31日〜9月13日豊橋東映、併映「女必殺拳」。【サイズ:B2】【年代:1974】