柔道開眼

菅佐原英一/紙京子、宮城野由美子、川喜多雄二、柳英二郎、市川小太夫、山形勲、北龍二、山路義人、伊沢一郎、永田光男、諸角啓二郎

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説明

ジュウドウカイガン/原作:秋永芳郎。脚本:中山隆三・岩間鶴夫。監督:岩間鶴夫。菅佐原英一主演の松竹では珍しい柔道映画。明治中期、真船五郎(菅佐原英一)が良移心頭流の泉竜太郎(市川小太夫)を頼って郷里岩手から上京。過日の警視庁武術大会で講道館の横川作太郎(柳英二郎)に敗れて以来、竜太郎は病床に臥していたが、息子の猛(伊沢一郎)とその妹珠子は幼馴染の五郎を快く迎えた。まもなく竜太郎は警視庁武術世話係を解かれ、横川がそれに代った。五郎は講道館に通い、横川に師事していたが、それを知った猛房のために泉家を追われ、親友の新聞記者小坂(川喜多雄二)の下宿に移った。ある日、馬車にはねられた少年を助けた五郎は、立花加代子と知り合った。加代子は五年前に別れた横川の娘だった。加代子を嫁にとすすめる横川の言葉に五郎が応じなかったのは、珠子の面影が忘られなかったからだ。その直後、暴漢と喧嘩をした五郎は講道館を破門された。柔術と柔道の対決を描く。主演の菅佐原英一は東大法学部卒の1953年松竹入りでメロドラマの二枚目俳優として活躍、1961年にフリー。アクションはほとんどないので貴重な1本。1955年9月28日~10月11日豊橋松竹、併映「荒木又右衛門」10月4日~11日「若き日の千葉周作」「大相撲秋場所後編」。1956年11月15日~21日千歳劇場、併映「新平家物語義仲をめぐる三人の女」。【サイズ:B2地方版】【年代:1955年】