説明
トウエイハッテンカンシャキネン チュウシングラ /戦後誕生した東映が業界1位となった感謝記念で製作したオールスター忠臣蔵。東映は1956年に創立5周年で「赤穂浪士」、1959年「忠臣蔵」、1961年創立10周年として「赤穂浪士」と合計3回オールスターで忠臣蔵を製作し時代劇王国の偉容を誇る。松田定次監督で二部作3時間半で一挙上映、当然大ヒット。大石が片岡千恵蔵、脇坂淡路に市川右太衛門、浅野内匠頭が中村錦之助、東千代之介は岡島八十右衛門、大友柳太朗が堀部安兵衛、大川橋蔵が岡野金右衛門、美空ひばりが岡野の恋人設定でおたかで吉良方に入り込む、北大路欣也は大石主税。両御大の見せ場は赤穂城明け渡しの場面で互いの心情を理解する腹芸。吉良上野介は進藤英太郎。ラストの討入りでひばりが吉良の首実検をする。1959年1月15日~27日第一東映、併映「幕末美少年録会津の決死隊」。1959年8月13日~18日銀座東映、併映「白い通り魔」。1960年1月27日~30日南東映、併映「ふり袖ざくら」。1960年12月12日~15日南東映、併映「浪曲国定忠治赤城の子守唄」【サイズ:B2地方版・縦長大型プレス】【年代:1959】