月影忍法帖 二十一の眼

松方弘樹/近衛十四郎、里見浩太郎、北条きく子、三島ゆり子、中谷一郎、大邦一公、小堀明男、植村謙二郎、曽根晴美、有馬宏治、団徳磨、

説明

ツキカゲニンポウチョウ ニジュウイチノメ/原作:山田風太郎「忍者月影抄」。脚本:森田新、結束信二。音楽:鏑木剛。殺陣:上野隆三。監督:倉田準二。八代将軍吉宗(里見浩太郎)の時代、江戸中で連続放火事件が発生、尾張藩甲賀11人衆の仕業で吉宗の権威を失墜させて失脚させた後に尾張の天下を狙う家老伊集院頼母(近衛十四郎)の奸計。対する吉宗(里見浩太郎)は伊賀組頭領新兵衛(松方弘樹)に探らせて伊集院暗殺で事態を収めるべく甲賀忍者と対決させる忍者映画。タイトルからくる二十一は植村謙二郎扮する甲賀忍者が片目だからの所以。白黒映画の2本立て。隻眼の首領竜斎(植村謙二郎)率いる甲賀十一忍衆が江戸市中の放火犯。“二十一の眼”をあやつる人物は、頼母以外にないと思われたが頼母は公儀へ忠誠を示していた。江戸の火事は続き、囚人、容疑者は千人を越えた。3年前から頼母に仕える新兵衛の姐の楓(北条きく子)から「月落ち鴉啼いて霜天に満つ」という甲賀の隠語を聞きだす。それが“囚人の脱走”を意味するものであると解いた時、すでに甲賀が率いる囚人の群れは暴徒となって伝馬町から江戸市中に流れ込む。新兵衛は頼母暗殺を最後の手段として吉宗に進言。頼母邸は東照宮焼打を機に、将軍家をくつがえそうとしていた。楓も単身頼母に近づき刺そうとして悲壮な最後。新兵衛一派と頼母を守る甲賀忍者との死闘の後、尾張からの書状をもって現れた弥九郎(中谷一郎)の加勢で形勢は逆転し頼母は自刃。新兵衛は隠密使命を果し次の任務に向かうところで「終」。三島ゆり子は中谷一郎の妹で清純派。この映画はリアルタイムで観賞したのが小学校6年生の冬でした。1963年12月14日〜20日豊橋東映、併映 梅宮辰夫・千葉真一「わが恐喝の人生」。1964年2月26日〜3月3日銀座東映、併映「黒の駐車場」。1964年6月28日〜30日南東映、併映「悪名波止場」【サイズ:B2】【年代:1964】