説明
ニッポンジョキョウデン マッカナドキョウバナ/脚本:笠原和夫。監督:降旗康男。開拓期の北海道で馬市の利権をめぐりヤクザに殺された牧場主の父親の跡を継いだ娘藤純子が教師を辞めて牧場を継いで健さんの助っ人で北海道の大自然を舞台にヤクザを叩く正月映画。当時の藤純子は「緋牡丹博徒」シリーズが大ヒットして「日本女侠伝」シリーズもスタートした年の1969年。「日本女侠伝」シリーズ第2作は西部劇タッチの任侠アクション、純子の新しい魅力を引き出した作品として記憶に残る。馬市支配を企む悪德ヤクザに対抗する純子、健さんは殺された純子の父親を敵と狙って来たが誤解が解けて一緒に戦う。ラストは健さんが馬で立ち去り、純子が後を追う空撮で締めくくる。純子の洋装が映えた粋な作品で任侠東映華盛り。1969年12月27日〜1970年1月8日豊橋東映、併映「渡世人列伝」。1970年5月20日〜26日松竹シネマ、併映「女賭博師壺くらべ」【サイズ:B2】【年代:1969】