日本侠客伝 刃

高倉 健/池部良、大木実、十朱幸代、辰己柳太郎、山本麟一、渡辺文雄、玉川良一、楠本健二、汐路章、阿波地大輔、有川正治、小田部通麿、川谷拓三

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説明

ニホンキョウカクデン ドス/脚本笠原和夫。監督小沢茂弘。「日本侠客伝」シリーズを小沢監督が初演出、健さん版無法松の物語。九州から金沢へ流れて士族の娘十朱幸代に助けられ一生の恩人として慕いながら馬車人足として働くが、悪ボス右翼団体救国社 渡辺文雄一派と揉めて姿を消して4年後に侠客として戻り、恩人の危機に再び渡辺に白振袖を着て殴り込む。正に前半は無法松、後半が昭和残侠伝的な侠客で構成され、前半の健さんの演技は少し臭い感だが悪役陣設定が面白い。楠本健二が刀、川谷拓三が空手といった具合でラストの健さん殴り込み場面では足元からカメラが動いて白無垢姿での立ち姿に豊橋東映で拍手が起こったのを覚えている。池部良が御家政として恩人の息子だが渡辺側について健さんと差し違える役目。1971年4月28日〜5月7日豊橋東映、併映「ずべ公番長ざんげの値打ちもない」。1971年8月4日〜10日松竹シネマ、併映「喜劇だまされて貰います」【サイズ:B2】【年代:1971】