説明
ニホンノイチバンナガイヒ/製作藤本真澄・田中友幸。脚本 橋本忍。音楽 佐藤勝。監督岡本喜八。東宝創立35周年記念映画。昭和20年8月15日、太平洋戦争終結の日の玉音放送をめぐり急進派の将校達が戦争継続を図ろうとする24時間を東宝オールスターキャストで迫力たっぷりに描く。8月14日のポツダム宣言受諾をめぐる御前会議から始まり、陸軍省や総理官邸、玉音放送準備のNHKと宮内省、受諾反対を訴える一部青年将校たちの玉音放送原盤奪取作戦、各地の航空基地の動向が波乱と緊迫感で貫く群像劇。リアルタイムで観賞したのは高校1年生の秋、阿南陸相を演じた三船敏郎の切腹場面が強烈な印象で劇場観賞後に太平洋戦争に関する書物を多読した記憶がある。2015年に役所広司主演でリメイク。東宝8・15シリーズの第1作となった。1967年9月2日~19日丸物東宝会館、併映「皇太子殿下の南米ご訪問」。【サイズ:B2】【年代:1967年】1967年度興行ベストテン第2位の4億円、第1位は「黒部の太陽」がダントツの8億円。キネマ旬報ベストテン第3位。