説明
ハタモトタイクツオトコ ナゾノリュウジンミサキ/監督:佐々木康。旗本退屈男30本記念作で昭和5年から30年以上続いたシリーズも最終作。玄界灘竜神岬の天刑病棟を根城にした密輸組織で武器弾薬を買い込み黒田藩乗っ取りを企む黒田藩家老 山形勲の陰謀を退屈男が斬る。ラストは城内ステージで博多どんたく踊りの後に大チャンバラ。退屈男も50代半ば近くカメラ切り替え多くバストアップが多く連続殺陣が厳しい。美空ひばりがゲスト、東千代之介が黒田藩目付として退屈男に協力、上田吉二郎・里見浩太郎が若十親子として退屈男贔屓、沢村清四郎が黒田藩主、喜劇陣で清川虹子、上田吉二郎、堺駿二等が活躍。冒頭の退屈男が雪の中で登場する蛇の目傘から顔を出す場面が綺麗な出来。1963年1月9日〜14日第一東映、併映「ひばりチエミのおしどり千両傘」。1963年3月5日〜12日銀座東映、併映「裏切り者は地獄だぜ」。1963年7月7日〜10日南東映、併映「江戸っ子長屋」【サイズ:B2 】【年代:1963】