説明
ハタモトトバンズイイン オトコノタイケツ/脚本:高岩肇。音楽:齋藤一郎。殺陣:足立伶二郎。監督:深田金之助。お馴染みの町奴の頭領 幡随院長兵衛(若山富三郎)と旗本白柄組頭領水野十郎左衛門(近衛十四郎)との友情と対決を白井権八(伏見扇太郎)の仇討ちエピソードを交えて描く娯楽時代劇。旗本と町奴を争わせて双方とも共倒れを狙う幕府側、長兵衛は水野に斬られて死に水野が男泣き、その後に白柄組は解散して江戸に平和が戻る。戦後の映画化も多く1951年松竹で阪東妻三郎と市川右太衞門「大江戸五人男」、1954年新東宝で大河内傳次郎とアラカンこと嵐寛寿郎「剣侠江戸紫」、1958年に長谷川一夫と市川雷蔵「命を賭ける男」、1959年松竹松本幸四郎と森美樹「花の幡随院」で映画化。共に移籍組の若山富三郎の貫禄と近衛十四郎ががっぷり四つに組んでの熱演が目立つ。1960年4月12日〜18日銀座東映、併映「雪之丞変化」「呪われた顔」三本立て。1960年10月17日〜20日南東映、併映「姫君一刀流」「べらんめえ芸者」【サイズ:B2&雑誌時代映画広告】【年代:1960】