旅路おふくろさんより

森進一/田村正和、加賀まりこ、尾崎奈々、月丘夢路、辰巳柳太郎、加藤治子、笈田敏夫

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説明

タビジオフクロサンヨリ/脚本:三村晴彦、斎藤耕一 音楽:大森盛太郎 監督:齋藤耕一。主題歌:森進一「おふくろさん」。人気歌手の森進一主演、生き別れた母親を捜す兄弟を描く歌謡映画。慎吾のアパートに、兄の尭(田村正和)が愛人の亜希(加賀まりこ)を連れて訪れた。今のヤクザな生活から足を洗い、母を捜すためにブラジルに行くという。300万円の穴をあけた尭を見逃す程、組織は甘くはなかった。危険を察した二人は、清水での再会を告げ逃亡。数日後、二人は清水港のはずれにあるさびれたバー「かもめ」に行く。ママの絹枝(月丘夢路)は、海を忘れられない岸船長(辰巳柳太郎)の相手をしているところだったが、苦痛を訴えて倒れた亜希が妊娠していることを知る。遠足帰りの孤児を乗せたバスに便乗した慎吾は、若い保母洋子(尾崎奈々)の清らかさに魅かれた。清水港に着いた慎吾は、岸船長の家に厄介になった。岸の家で、一人娘の洋子に再会する。船長は死に、絹枝は酔い呆れ荒れた。尭はなぐさめの言葉もないまま、自分を捨てた憎い母のことを語った。開き入っていた絹枝は驚ろく。十数年前、夫の情事を許せず、家を捨てた自分の過去に思い当る節があるからだった。亜希が二階で見つけた一枚の写真がその事実を証明。尭は呆然とした。混乱した頭で港をさすらう尭の脇腹に、冷たい銃口が押しあてられた。男に三百万の返済を迫られた尭は、絹枝に金を揃えてくれるよう電話で依頼。絹枝は、わが子のために店を売り、指定の場所に金を届けたが、尭は撃たれる。病院で意識を回復した尭と絹枝の間に和解の言葉は必要なかった。その時慎悟の乗った船が、ブラジルに向って岸壁を離れていく旅路の物語。「おふくろさん」は森進一20枚目のシングルとして1971年5月リリースでヒット。作詞:川内康範・作曲:猪股公章。森が川内に無断で前奏パートを付けて歌唱したとして2007年に川内が著作権法違反で森と絶交した事件が発生。実際、冒頭の歌詞改変部分は、保富作詞、猪俣作曲であり渡辺プロの全面的な賛成の元に実施されたものであり、「あの歌は森進一のおふくろさん」という見解で、川内は激怒し、「人間失格だ」「絶対に許さん」と取材陣に主張し、森は、川内に直接謝罪するために青森の八戸にある川内の自宅に出向くが、当時川内は東京にいたため会えずじまい。その時報道陣を連れて行ったので火に油。和解しないまま、2008年4月川内は慢性気管支肺炎のため、88歳で死去。最終的に原曲のみを歌うことになる。1971年7月10日~23日豊橋松竹、併映 藤圭子「わが歌のある限り」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1971年】