新 座頭市物語

勝新太郎/河津清三郎、坪内ミキ子、真城千都世、近藤美恵子、丹羽又三郎、中村豊、須賀不二男、伊達三郎、遠藤辰雄、武智豊子、杉山昌三九、南条新太郎、水原浩一

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説明

シン ザトウイチモノガタリ/原作:子母沢寛。脚本:犬塚稔。音楽:伊福部昭。監督:田中徳三。シリーズ第三作にして初のカラー作品。剣の師匠河津清三郎と出会い師匠の妹坪内ミキ子と親密になり結婚を師匠に願うが反対されて破門になる。所詮師匠からみれば座頭市は盲目・ヤクザで下賤な身分として認めない。紆余曲折を経て水戸天狗党残党の非道に対して市が斬り、結局師匠と対決を余儀なくされて師匠を斬ってまた旅へ出る。須賀不二男のやくざが座頭市を仇と狙うが粋な采配で仇討ちをあきらめる場面が洒落ていて面白いが河津に斬られてしまう、又坪内ミキ子の可憐さも捨てがたい。天狗党残党に丹羽又三郎・杉山昌三九・南条新太郎など、ラストに市が師匠を斬る気になるまでのプロセスが伊福部昭の音楽と共に盛り上がり田中演出の冴え。1963年4月1日〜13日丸物会館、併映「人斬り市場」。1963年6月26日〜7月2日銀座東映、併映「最後の顔役」。1963年8月3日〜6日二川銀映、併映「さすらいのトランペット」。1964年5月18日〜20日南東映、併映「ひばりの森の石松」【サイズ:B2&プレス四つ切】【年代:1963】