説明
センソウトヘイワ/原作:レス・トルストイ。脚本:ブリジッド・ボーランド、ロバート・ウェスタビー、マリオ・カメリーニ。音楽:ニーノ・ロータ。監督:キング・ヴィダー。オードリー・ヘプバーンとヘンリー・フォンダ共演。トルストイの同名小説を基にした戦争大河ドラマ。19世紀の帝政ロシアの末期、ロシアを巻き込んだ戦争を背景に、貴族の私生児ピエール(ヘンリー・フォンダ)と伯爵令嬢ナターシャ(A・ヘプバーン)の恋愛劇を描く。208分。19世紀初頭、帝政ロシアの物語。進歩的な青年ピエールはフランス革命精神の象徴としてナポレオンを尊敬し、仏軍モスクワ侵入の噂にも他のロシア国民ほど憎悪を感じられなかった。ボロディノの戦いから後半となり、ボロディノの決戦でアンドレイは重傷を負い、今は自らの過ちを知って戦場に立ったピエールも負傷。クツゾフの焦土戦術でロストフ家の人々もモスクワを去り、1人残ってナポレオンを刺そうとしたピエールも実行出来ぬまま仏軍の捕虜となる。アンドレイはナターシャに抱かれつつ絶命し、恋を諦めたソニヤの計らいでニコラスは、アンドレイの子供を引き取っていたマリアと結ばれる。獄中でピエールは信仰あつい農民プラトン(ジョン・ミルズ)を知る。ナポレオンのモスクワ撤退の際、プラトンは射殺されるがドロコフ指揮のコサック騎兵にピエールは救われた。11月末、ナポレオンは完敗してパリへ逃げ戻った。モスクワに帰ったピエールの訪れた荒廃したロストフ邸では、いまは大人になったナターシャが彼を待っていた。1957年9月21日~30日豊橋メトロ劇場、併映「白い大陸」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1957年】