説明
ワレアカツキニシス/原作:ジェローム・オドラム。脚本:ウォーレン・ダフ。音楽:レオ・F・フォーブスティン。監督:ウィリアム・キーリー。ジェームズ・ギャグニー主演。知事候補の不正を暴きたてたために恨みを買い、無実の罪で投獄された記者がジェームズ・ギャグニー。刑務所でジョージ・ラフトと深い友情で結ばれる。その男は、記者の無実を証明するため、脱走して彼を陥れた者を探し出して知らせる為に再び罪を犯して入獄。ジョージはロスを罪におとし入れたエドワーズを捕え、彼の口から直接の犯人がキャットであることを知る。キャットはロッキイ・ポイントで服役中の身であった。ジョージは自首して再び牢獄へ戻る。監獄内の不穏の空気は濃厚となり、囚人たちは看守長を殺して暴動を起した。看守対囚人の激しい銃弾戦が展開され、ジョージは傷ついたがキャットを見つけ出し、所長の前でロスが無実であることを証言させた。その直後、ジョージとキャットは看守の銃弾にたおれた。やがて暴動は鎮圧され、ギャグニーは自由となった。ハンリイ知事の悪事は明るみに出て、彼は殺人罪で告訴される。権力に対する復讐をテーマにした脱獄とギャングアクションが組み合わさった1939年の戦前作品。1954年5月5日~11日豊橋大劇、併映「ゴールデンコンドルの秘宝」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1954年】