懲役十八年

安藤昇/桜町弘子、若山富三郎、山城新伍、水島道太郎、千原しのぶ、近藤正臣、小松方正、汐路章、小田部通麿、曽我廼家明蝶、有川正治

説明

チョウエキジュウハチネン/脚本:笠原和夫・森田新。音楽:鏑木創。技斗:上野隆三。監督:加藤泰。松竹から移籍の安藤昇東映第一回出演作品。戦後の混乱期に、特攻隊の遺族のために命をかけた男の物語。元海軍特攻隊大尉の川田(安藤昇)と副官の塚田(小池朝雄)は、外国人を襲撃しては食糧を強奪しそれを特攻隊の遺族に分け与えていた。二人はいつの日か、遺族だけのマーケットを建設することを夢見ていた。ある日、中国人の工場から銅線を盗もうとした二人は、米軍と警察に追われてしまう。塚田は無事に逃げ延びるが、川田は逮捕され刑務所に送られてしまう。刑務所内でも暗殺されそうになり黒幕が小池朝雄と知って脱走、復讐を誓う。若山富三郎が看守役で個性発揮。10月には続編「仮出獄」が公開され安藤昇がスターとして東映の一角に入る。1967年2月24日~3月9日豊橋東映、併映「組織暴力」。1967年6月6日~7日銀座東映、併映「組織暴力」。【サイズ:B2】【年代:1967年】