悪名一代

勝新太郎/田宮二郎、森光子、長門勇、坪内ミキ子、浜田ゆう子、小池朝雄、上田吉二郎、早川雄三、北城寿太郎、杉山昌三九

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説明

アクミョウイチダイ/脚本:依田義賢。音楽:鏑木創。技闘:楠本栄一。監督:安田公義。勝新太郎・田宮二郎コンビの「悪名」シリーズ第13作。傷害事件を起こした清次が刑務所へ服役。山陰路を旅する朝吉が森光子と知り合い旅館の三億円遺産をめぐる争いに巻き込まれる。二代目シルクハットの親分長門勇の妹と仲良くなった清次が、悪徳ヤクザお十夜一家に妹が殺され、長門と田宮がトラックでお十夜に殴り込む。朝吉が追いかけて乗り込むが、清次が刺されて重傷を負い、朝吉は初めてドスを手にして暴れ回る。その朝吉にお十夜(小池朝雄)は倒され、助け出されたお菊は蔦江(浜田ゆう子)と涙ながらの対面をするのだった。一方、シルクハットは妹のお美津(坪内ミキ子)の死にショックを受け、三億円を諦める。朝吉はこうしてすべてが終った後、朝吉は浜田ゆり子に「二度と極道と付き合うな」と言葉を残して、ひとり自首するために出ていくところで「終」。シリーズも後半となり主演の二人とも貫禄が出てきて重量感がある。1961年にシリーズが始まって6年、任侠映画の要素が強くなった。このあと「悪名十八番」が1968年に公開されて勝新太郎・田宮二郎コンビが終わる。1967年のお盆映画として定番の勝・雷蔵番組。娯楽映画の代表的なシリーズ。1967年7月8日〜23日豊橋大映、併映「陸軍中野学校 密命」。1967年11月8日〜14日松竹シネマ、併映「七人の野獣」【サイズ:B2】【年代:1967】