恐怖への旅

ジョセフ・コットン/オーソン・ウェルズ、ドロレス・デルリオ、ルース・ウォリック

説明

キョウフヘノタビ/原作:エリック・アンブラー。脚本:ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ。音楽:ロィ・ウェッブ。監督:ノーマン・フォスター。戦前1943年の製作で1989年に公開された幻の戦中映画。第2次大戦下のトルコを舞台に、武器援助に関する秘密を持つ男が巻き込まれる陰謀を描くサスペンス。後年「第三の男」コンビとなるジョセフ・コットンとオーソン・ウェルズの共演。トルコ秘密警察の総帥ハキ大佐(オーソン・ウェルズ)に助けを求めたコットンは、妻にも別れを告げられぬまま、半ば大佐の強制的命令によって深夜出帆の貨物船に乗せられ、逃亡をはかる。船には先程のバーで知り合ったダンサーのジョゼット(ドロレス・デル・リオ)のほかにバーで彼を狙った巨漢の男もいた。コットンは船長に助けを求めるが取りあってはもらえず次第に袋小路に追い込まれてゆく。コットンがウエルズの事務所で回顧を書きながら釈放される時に破り捨てるのがラスト。1989年1月公開だが豊橋未公開。【サイズ:B2】【年代:1989年】