恐喝こそ我が人生

松方弘樹/佐藤友美、丹波哲郎、天知茂、川津祐介、室田日出男、江原真二郎、三原葉子、高宮敬二

説明

キョウカツコソワガジンセイ/原作:藤原審爾。脚本:神波史男・長田紀生・松田寛夫。音楽:鏑木剛。監督:深作欣二。深作欣二監督が松竹へ出向いてメガホンの2本目。チンピラを主演においた映画で松方弘樹が深作と初仕事。恐喝を生業とするチンピラの村木(松方)は、仲間たちと巧妙な手口で次々に恐喝を成功させていたが、日本を揺るがす汚職を偶然知り、政財界の黒幕をゆすろうと危険な大勝負に出るが結局路上ですれ違いざまに刺されて死ぬ。村木の過去が強迫的なフラッシュバックで描かれる巧みな構成にも注目。内田良平・天知茂・三原葉子・川津祐介などベテランがほんの一瞬登場して画面を攫う。松方はまだ軽くてチンピラ役が似合う、深作監督で輝くのは5年後の「仁義なき戦い」まで待つことになる。1968年10月26日~11月8日豊橋松竹、併映「喜劇白昼堂々」「アメリカンローラーゲーム」。1969年2月19日~25日松竹シネマ、併映「人生劇場 飛車角と吉良常」。【サイズ:B2】【年代:1968年】