説明
カイビョウトルコブロ/脚本:掛札昌裕、中島信昭。音楽:馬場浩。監督:山口和彦。大原美佐&谷ナオミ主演。風俗の舞台であるトルコ風呂に怪奇とオカルト怪描を加えた異色ホラー。昭和33年4月1日に売春防止法が施行され、吉原遊郭は半年たらずのうちにその三分の一が風俗店に転化した。吉原の女郎・雪乃(谷ナオミ)は、これを機に足を洗って愛人の鹿内(室田日出男)と新たな生活を始めるはずだったが、極悪非道の鹿内の罠にハマり再び風俗店トルコ舞姫で働くことになる。トルコ経営者に殿山泰司で女房に真山知子。真山が室田と出来ていて、鹿内は田舎から上京してきた雪乃の妹・真弓(大原美佐)を手籠めにし、雪乃が妊娠したと知ると室田とトルコ舞姫のメンバーからリンチを受ける。ここの場面は日活ロマンポルノでも馴染の場面だが谷が室田を睨む眼が見せる、やがて谷は拷問死して室田と真山が二人で壁にセメントで埋め込むが黒猫が見ていた。半年後、雪乃が勤めていた風俗店の店長となっていた鹿内のもとに、凌辱された日以来行方をくらましていた真弓が現れ働き始める。黒猫が真弓を守りながら姉の場所を導くが、やがて室田と真山は殿山泰司と黒猫を斧で殺してしまい、殿山の娘も室田が犯す。 こうして黒猫が死ぬと壁に埋められた谷ナオミが白髪の化け猫になって室田と真山に復讐を始めるところで65分経過。非業の死を遂げた雪乃に谷ナオミ、雪乃の行方を捜して風俗嬢になる妹・真弓に大原美佐が扮して大胆な艶技を魅せ、悪党に室田日出男、情婦に真山知子の他山城新伍や殿山泰司が出演。ポスター表示では新人上原美佐がトップだがドラマでは谷ナオミが化け猫に扮したり主演の格としては上原以上の熱演で実質主演。谷ナオミが飼っていた黒猫が化けて復讐する怪奇映画。時代設定は昭和33年当時だがどう見ても昭和40年代後半から50年。この映画では室田と真山の悪虐非道が半端ない、谷ナオミは既に日活ロマンポルノでの主演作が何本かあり東映に客演したイメージ。山城新伍や大泉滉はトルコの客として出演。ラスト室田が化け猫の首を跳ねるがその首が室田の首に嚙みついてトルコ舞姫は火災となり真弓は助かり、谷ナオミは昇天して「終」。1975年1月29日~2月11日豊橋東映、併映「下狩り半次郎」「女高生飼育」の3本立て。【サイズ:B2】【年代:1975年】




