説明
マッテイタゴクドウ/脚本:松本功・鳥居元宏。監督:山下耕作。殺陣:上野隆三。極道シリーズ第4作は遂に正月映画として登場。1968年だけで「極道」シリーズは4本目となるほど若山富三郎のブレイク度が分かるほどの人気。すっかり鶴田・高倉に続く第3の男で東映エースとなっての正月映画。毎週の様に若山出演作が登場する事になる程の快進撃。労働者アパートを公約に当選して実行しない代議士(金子信雄)を追って島村清吉一家が東京へ出る。浅草の小仏一家大木実と兄弟分となりアクドイ親分、内田朝雄・渡辺文雄・西田良や悪徳政治家金子信雄に殴り込み。、何しろ大木と劇中「兄弟仁義」を唄う場面が面白く任侠映画のパロデイを笑いで見せる。若山一家は清川虹子・山城新伍・関山耕司・林彰太郎・志賀勝、大木実の小仏一家には遠藤辰雄・潮健児・手塚しげお。ゲスト女優は弓恵子。ラストは熱海のホテルで宴会中に小仏一家と合同で殴り込み。内田朝雄を殺したあと自首せずにほとぼり冷ます為に香港へ渡るとのセリフ、そして「極道」シリーズ第5作は香港ロケで「旅に出た極道」が公開される。1968年12月28日〜1969年1月8日豊橋東映、併映 任侠オールスター「博徒列伝」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1968年】