説明
カゲムシャ/脚本:黒澤明、井出雅人。音楽:池辺晋一郎。武家作法:久世竜。アドバイザー:橋本忍。チーフ監督:本多猪四郎。監督:黒澤明。黒澤明を尊敬するフランシス・コッポラとジョージ・ルーカスの働き賭けで20世紀FOXが製作参加して世界配給が実現した戦国時代大作。主役は当初勝新太郎だったが食い違いが生じて勝が降板して急遽仲代達矢に交替した経緯、その他の出演者は全てオーデイション決定した3時間の長編。山﨑努、萩原健一、根津甚八、志村喬、桃井かおり、倍賞美津子など多数出演。製作費14億5千万円を投じ国内興収27億円の大ヒットで1980年興収第1位。武田信玄の影武者として生きた男の悲喜劇を荘厳にして絢爛な映像で描く。冒頭7分間は影武者の始まりが解説されて「影武者」クレジット。天正年間の戦国時代。家康の野田城攻めの折り、鉄砲で撃たれこの世を去った武田信玄。弟信廉は信玄死すの報を打ち消すため信玄の影武者を立てる。男は盗みの罪から処刑されるところを信玄と瓜二つだったことから助けられたのだった。だが男にとって戦国の雄・信玄として生きることはあまりにも過酷だった。信玄死去から3年隠ぺいした内容に基づく映画、ラストは長篠の戦いで武田勝頼(萩原健一)の無謀な采配で武田軍団は織田・徳川連合軍の鉄砲と馬防柵に完敗して影武者も一兵卒として死んで川に流されて「終」。愛知県新城市長篠城&設楽原合戦に所縁のある作品として記憶に残る。カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。ロケは姫路城・熊本城・伊賀上野城。長篠合戦は広すぎる。1980年4月26日〜7月18日豊橋東宝、約3ヶ月の超ロングラン公開。【サイズ:B2】【年代:1980】