弥太郎笠

市川雷蔵/木暮実千代、柳永二郎、石黒達也、夏目駿二、浦路洋子、清水元、寺島勇作、

カテゴリー: タグ: ,

説明

ヤタロウガサ/原作:子母沢寛。脚本:八尋不二。音楽:斉藤一郎。監督:森一生。旗本くずれのりゃんこの弥太郎を主人公にした股旅時代劇は、戦後だけでも雷蔵以外にも片岡千恵蔵・鶴田浩二・中村錦之助など二枚目俳優の出番。子母沢寛の同名小説を「二十九人の喧嘩状」の八尋不二が脚色し「朱雀門」の森一生が監督した時代劇。痛快無比な主人公を市川雷蔵が演じた。旗本直参の家に生まれながら、武士を嫌い“二本差(りゃんこ)の弥太郎”と呼ばれるようになったやくざものの弥太郎。上州松井田に住む虎太郎の家に世話になっていたが、その娘お雪に慕われているのを知りながら、家を出ることに。土地の悪人として名高い大八は、虎太郎の織工場を乗っ取ろうと画策、お尋ね者の平井久馬を使って虎太郎を殺害してしまう。父を失ったお雪に大八の手が伸びようとしたそのとき、弥太郎が登場。キャッチ「浮名流しの三度笠、旅から旅の旗本やくざ、追うは剣鬼か、三つの恋か!」「魅力の配役、鮮烈の色彩、痛快の物語日本一の股旅映画はこれだ!」「旗本くずれのりゃんこの弥太郎が、めったに抜かぬ一本刀抜いて血を呼ぶ恋を呼ぶ!」。1957年7月10日〜16日丸物会館、併映「地獄花」。1958年1月25日〜29日千歳劇場、併映「三十六人の乗客」【サイズ:中吊り】【年代:1957】