説明
ザトウイチケッショウタビ/脚本:星川清司・吉田哲郎・松村正温。監督:三隅研次。座頭市と間違って赤児連れの女がやくざに殺される。市は責任を感じて赤ん坊を連れて道中手形にあった在所へ連れて行くことになる。途中鉄火肌の女スリお香(高千穂ひづる)と知り合いとなり三人旅を続けて苦労して在所へ届けるが父親はヤクザの親分柊屋(金子信雄)で引き取りを拒否して逆に市を殺そうとする。市は襲ってきたヤクザ(石黒達也一行)を斬るが父親は斬れなかったが父親は構わず市に斬りかかり仕方なく金子を斬る、情が移って高千穂もスリを止めて市と共に育てようと思うが、結局赤児を加藤嘉の住職に預けて旅に出る。座頭市は松明に囲まれて火責めにあう殺陣場面が新鮮。高千穂ひづるの鉄火肌がよく似合う。この頃になると兇状持ちの座頭市をどのように斬るか?のアイデアが見所となりライバル浪人などがゲストに出演するパターン。1964年11月1日〜13日豊橋大映、併映「眠狂四郎女妖剣」。1965年1月3日〜8日銀座東映、併映「眠狂四郎女妖剣」。1965年4月4日〜6日南東映、併映「赤いダイヤ」【サイズ:B2&プレス四つ切】【年代:1964】