説明
ザトウイチアバレヒマツリ/脚本:勝新太郎、山田隆之。音楽:富田勲。撮影:宮川一夫。監督:三隅研次。座頭市シリーズ第二十一作、遂に勝新が脚本まで入る。今回の相手は暗黒街の大ボス闇公方(森雅之)、同じ盲目ながら非道なボスで農民から金を搾り取るやり口に市が挑む。座頭市暗殺指令を受けた殺し屋が次々に襲いかかる展開。花火大会の招待を受けた市は、余興にと進められ、池の真ン中、浮き御堂のような盆ござにと進んでいくが、これが罠と気付いたときには、渡しの板は外され、迫った火槍を切り捨てたはずみに、池の表は文字どおり火の海となった。水に潜って対岸に這い上った市は、ものも言わず阿修羅のごとく暴れ廻る。狼狽した闇公方が貸元たちを人質にしたため市も仕込杖を手放さざるを得なかったが、次の瞬間、市の隠し持っていた火箸が見事に闇公方の首を貫く展開。ラストは すご腕浪人仲代達矢との一騎打ちだがあっけない。西村晃が森雅之の代貸で跡目を狙うが森に暴かれ非業な最期を遂げる印象的な役。雷蔵死後大映末期の時代で勝新座頭市がドル箱で孤軍奮闘、妖怪・ガメラに女賭博師しかない大映だった。。暗殺者お喜代(大原麗子)の変心を知った闇公方は、親兄弟も同罪と、一度は後継者に指命した右の貸元を捕えて、お喜代の呼び戻しを図る一方、闇公方は市を策略に陥れるべく飛脚を送る。そして花火大会の場面になる。翌日、市は河原で浪人と対決、金を得る為に市と夜を過ごした嫁(吉行和子)を斬った浪人との勝負は相打ちのように見えたが倒れたのは浪人。正司敏江・玲児コンビが売れっ子だった時代。1970年8月26日〜9月5日豊橋大映、併映「スパルタ教育くたばれ親父」。1970年10月21日〜27日松竹シネマ、併映「緋牡丹博徒お竜参上」【サイズ:B2】【年代:1970】