巨象の道

エリザベス・テーラー/ダナ・アンドリュ―ス、ピーター・フィンチ、エブラハム・ソフィア

説明

キョゾウノミチ/原作:ロバート・スタンディッシュ。脚本:ジョン・リー・メイヒン。音楽:フランツ・ワックスマン。監督:ウイリアム・ディターレ。キャッチ「巨象の大群の通う道に建てられた、富と権力の夫婦生活の哀愁!待望1年のロマンティック・ドラマのスぺタクル」。ジョン・ワイリー(ピーター・フィンチ)は“巨象の道”と呼ばれるセイロンの紅茶王国の当主。ジョンはイギリス本国へ行ってルス(エリザベス・テイラー)と結婚し、セイロンに連れ帰る。留守中をまかされていた技師ディック・カーヴァー(ダナ・アンドリューズ)は、ジョンが戻ったので土地を去ることになったが、ルスは彼に何か惹かれるものを感じた。ルスはジョンと口論した挙句、ディックの許へ走る。ディックはルスを伴って“巨象の道”を去ろうとしたがそのときコレラがこの地方に発生して交通止めになり、ルスは止むなく邸に引き返した。邸ではジョンがコレラの蔓延を防ぐため大わらわ。ルスは家を飛び出したことを後悔しジョンを助けて働きはじめた。2人の協力でさしも猛威をふるったコレラも下火になる。ある夜、突然象の大群が邸の城壁を押し破って侵入してきた。広大な邸も、象の大群の前には一たまりもなく滅茶滅茶にされ、ルスは逃げ場を失った。急を知ったジョンが駆けつけてルスを救い出した。猛火に包まれた邸と降り出した大雨に濡れながら、2人は新しい生活を始める。ラスト5分がインド象大群の出番。1955年1月27日~2月2日メトロ劇場、併映ウィリアム・ホールデン「テキサス決死隊」。1956年10月11日~17日メトロ劇場、併映フランク・シナトラ「黄金の腕」。【サイズ:B5 パンフレット表紙&中面・雑誌広告】【年代:1955年】