説明
キョジンノホシ/原作:川崎のぼる、梶原一騎。音楽:渡辺岳夫。監督:長浜忠夫。ナレーション:小林恭治。梶原一騎、川崎のぼる原作の野球劇画の名作『巨人の星』のアニメ映画版・第1弾。相克を経て親友となった捕手・伴宙太とともに、甲子園大会を勝ち進む青雲高校野球部のエース・星飛雄馬。だが飛雄馬は先の試合で強打者・左門豊作と対決し、その結果、利き腕の指に相応の怪我を負っていた。マウンドに上がることさえ困難な飛雄馬。しかし勝負を望む宿命のライバル・花形満に応えるため、飛雄馬は割れた爪の血でにじむ白球を、必死に投げるのだった。飛雄馬の青雲高校編をメインに、TVアニメシリーズの映像をまとめた再編集作品。とはいえ約1時間半にわたって、同シークエンスの山場である甲子園大会の話が語られ、見応えあるものになっている。91分、併映は、東宝の特撮合作SF海洋活劇『緯度0大作戦』。1966年~1971年まで週刊少年マガジン連載のスポーツ根性劇画の名作。テレビ放映の第1作から第33作までを再編集した劇場版。テレビ放送は1968年3月~1971年9月まで続き、主題歌「思いこんだら試練の道を、行くが男のド根性。真っ赤にもえる王者のしるし、巨人の星をつかむまで血を汗流せ涙をふくな、ゆけゆけ飛雄馬どんとゆけ~」もヒット。人気漫画の劇場版は1982年まで合計6本公開される。1969年8月16日~21日豊橋千歳日活、併映「緯度ゼロ作戦」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1969年】