家族の肖像

バート・ランカスター/クラウディア・カルディナーレ、ヘルムート・バーガー、シルヴァ―ナ・マンガ―ノ、ドミニク・サンダ

説明

カゾクノショウゾウ/脚本・監督:ルキノ・ヴィスコンティ。音楽:フランコ・マンニー二。バート・ランカスター主演。巨匠ヴィスコンティ監督が、現代における家族の存在理由と定義を問い直す力強い作品。バート・ランカスターとヨーロッパ映画界を代表するスターの顔合わせも大きな魅力。ローマ市内で静かに暮らす教授のもとに、奇妙な一群がやってくる。母娘とその情夫たちである。彼らは教授の屋敷の2階に住み着き、教授の平穏な生活はかき乱されてしまう。だが、母親の情夫コンラッドとの美術談義だけは、教授に不思議な安息を与えていた。そんなある日、コンラッドが過激派に襲われて負傷してしまう。やがて、その傷がきっかけとなり、コンラッドは彼らの前から姿を消すことになる。教授は「家族ができたと思えばよかった」と、今までの自分の態度を悔やんだ。翌日、コンラッドは教授に手紙を残して上階で爆死した。衝撃を受けた教授は死の床につく物語。1979年キネマ旬報ベストテン第1位、第2回日本アカデミー賞外国映画賞。1978年11月公開、豊橋では1978年~1980年未公開。【サイズ:B2ポスター】【年代:1978年】