説明
ウチュウセンソウ1953/原作:H・G・ウエルズ「宇宙戦争」。製作:ジョージ・パル。脚本:バー・リンドン。監督:バイロン・ハスキン。地球に襲来した火星人と人類の戦いを綴ったH・G・ウェルズの同名小説を、「地球最後の日」のジョージ・パル製作により実写映画化した名作SF映画。ロサンゼルス近郊に隕石のような物体が落下し、中から空飛ぶ円盤が出現。調査を引き受けた科学者クレイトン(ジーン・バリー)は、その物体が宇宙から飛来した戦闘兵器であることを知る。世界各国の首都がエイリアンによって破壊される中、専門家らは僅か数週間で世界が完全に征服されてしまうと予測する。アメリカ政府は原爆の使用を許可するが原爆も歯が立たないことが判明し、エイリアンはロサンゼルスへの進撃を続ける。ロサンゼルスからの一斉避難の中、フォレスター、シルビア、その他の科学者たちは混乱の中で離ればなれになってしまう。エイリアンが教会の近くを攻撃した後、突然彼らのマシンが次々と動力を失い墜落する。フォレスターは、エイリアンの1人が墜落した戦争マシンから離れようとして死ぬのを目撃する。映画の最後にナレーション「エイリアンは人類の兵器に対しては無敵だったが、人類が免疫を持っている大気中のバクテリアに対しては抵抗力が無かったのだ」。地球は救われた。クラシックといえども今観賞しても面白いしエイリアンデザインや円盤デザインが秀逸。第26回アカデミー賞特殊効果賞受賞。後年2005年にS・スピルバーグ監督がトム・クルーズ主演でCG特撮駆使してリメイク。1953年10月14日~20日豊橋第一映画劇場(第一東映の前身)、併映「続々魚河岸の石松」。【サイズ:パンフレット表紙】【年代:1953年】