子象物語 地上に降りた天使

武田鉄矢/遥くらら、萩尾みどり、大山のぶ代、河原崎長一郎、神山繁、三谷昇、目黒祐樹、名古屋章、大滝秀治、永島敏行

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説明

コゾウモノガタリ チジョウニオリタテンシ/脚本:山田信夫。音楽:羽田健太郎。監督:木下亮。主題歌:水谷麻里「地上に降りた天使」。太平洋戦争下、軍事政府は動物園非常措置を発動する。全国で動物園の動物たちが次々と殺されるなかで辛うじて生き残った1頭の子象を、命賭けで守ろうとする飼育係らの姿を描いた子象と人間の愛情物語。タイでロケーション、子象も同国の寄贈による。武田鉄矢が力演、全編において涙なくして見られない物語。軍の命令で飼育員たちが涙ながらに動物を殺処分しようとするシーン。生まれた時から正太が手塩にかけて育ててきたハナ子と母象のサクラを、軍部があの手この手で殺そうとするシーン。空腹と病気で死んだサクラにハナ子が体をすりよせ、ハナで撫でてあげるシーン。秋元少佐(永島敏行)がハナ子を銃殺するため、正太に急所である眉間に記しをつけさせるシーン。正太と節子が慰霊碑にいつまでも手を合わせ頭を下げるラストシーンなど。1986年7月16日公開、豊橋西武東宝。【サイズ:B2】【年代:1986年】