女囚701号さそり

梶芽衣子/夏八木勲、渡辺文雄、室田日出男、扇ひろ子、三原葉子、根岸明美、伊達三郎、沼田曜一、片山由美子、藤山浩二、日尾孝司、片山由美子、小林稔侍、谷本小夜子

説明

ジョシュウサソリ701ゴウ/原作:篠原トオル「さそり」。脚本:神波史男・松田寛夫。音楽:菊池俊輔。殺陣:日尾孝司。監督:伊藤俊也。主題歌:梶芽衣子「怨み節」。梶芽衣子の代表作シリーズ「さそり」第1作。冒頭女囚刑務所で君が代と日の丸のアップに続き非常サイレンが鳴り響きナミの脱走場面から始まる。刑務官に渡辺文雄・室田日出男・沼田曜一・堀田真三。女囚には真理明美・三原葉子・片山由美子・谷本小夜子に扇ひろ子。麻薬組織(伊達三郎・藤山浩二)に囮捜査で潜入したナミが組織に凌辱された挙句、恋人の麻薬Gメン夏八木勲に裏切られ、警察署の前で夏八木を殺人未遂で逮捕、冤罪によって収監された女囚701号こと「松島ナミ(さそり)」を主人公とした映画シリーズ。収監された刑務所内での看守や女囚による陰惨な私刑(リンチ)や凌辱、刑事による暴力に超人的な精神力と忍耐力で耐え、「怨み」を蓄積していき、最終的には自分を陥れた男達へと復讐を遂げるといったストーリー。さそりを陥れる男達は権力に属する者がほとんどであり、その内容から暴力、陵辱、嫌がらせなど、凄惨かつショッキングなシーンが多い。扇ひろ子がナミを助ける役割で梶芽衣子はヌードとほとんどセリフなしで通す。ラストは警視庁内で夏八木を殺すが屋上にも日の丸国旗、色調もケバイがヒットしてシリーズ化される。クールな梶芽衣子がドはまりで再び刑務所で「終」。1972年8月25日~9月7日豊橋東映、併映「まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯」。1972年12月6日~12日松竹シネマ、併映「新網走番外地嵐呼ぶダンプ仁義」。【サイズ:四つ切】【年代:1972年】