女たらしの帝王

梅宮辰夫/山城新伍、花園ひろみ、富士真奈美、根岸明美、久里千春、賀川雪絵、宮城千賀子、田中邦衛

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説明

オンナタラシノテイオウ/脚本:小野竜之助。監督:斉藤武市。主題歌:梅宮辰夫「シンボルロック」。「夜遊びの帝王」に続く梅宮辰夫・山城新伍コンビの帝王シリーズ第2作。病院の建設資金五億円は俺が稼ぎ出してみせる」母の急病の知らせに、故郷に帰った松永浩(梅宮辰夫)は、炭抗街の貧乏診療所の医者に向って宣言。女実業家十河フジから三百万円の大金を与えられた梅宮は、赤坂にスナック「ナポレオン」を開業。最新モードの割引購入、高級マンションの権利金なしの斡旋などで固定客の増加をはかる。モードの購入に関しては高名なセシール華田(根岸明美)に目をつけ、ホテルに連れこんで四割引きで売ることを約束させた。第二の件に関しては莫大な慰謝料でマンションを建てたばかりの高慢な女、衣子(久里千春)を陥落させ独占契約を結ぶ。「ナポレオン」は二週間で五十万の利益をあげるが多角経営を計画し、上田(田中邦衛)を工場長にすえてオシボリ貸与の「ナポレオンサービス」を設立。この「ナポレオンサービス」は従来より銀座一帯を独占していた「銀栄サービス」だが関東八雲会の表向きの会社で、八雲会の会長である丸岡は業務を妨害し圧力をかける。腹を立てた浩は政(山城新伍)と共に八雲会に乗りこんだ。浩の手には丸岡らの悪事百般を書きならべた告訴状と、殺人、誘拐などの罪状を記したコピーが握られていた。本物はすでに警察へ届けられ、金庫の中の札束を残らず懐に入れると高鳴るパトカーのサイレンを後に悠々と丸岡らの前から姿を消す。1970年9月10日~21日豊橋東映、併映 鶴田浩二「札つき博徒」。1971年1月3日~8日松竹シネマ、併映「女子学園悪い遊び」。【サイズ:B2】【年代:1970年】