天皇皇后と日清戦争

嵐 寛寿郎/若山富三郎、高島忠夫、丹波哲郎、宇津井健、天知茂、高倉みゆき、高田稔、藤田進、阿部九州男、五月藤江、和田桂之助、細川俊夫、江川宇禮雄、林 寛、天城竜太郎、

 

説明

テンノウコウゴウトニッシンセンソウ/製作総指揮 大蔵貢。監督並木鏡太郎。1957年に新東宝が製作して大ヒットした「明治天皇と日露大戦争」の姉妹編となる新東宝オールスター出演の大作。日清戦争に至る経緯と結末を数々のエピソードを交えて天皇皇后を中心に描く紙芝居的映画。戦前教科書にある「一太郎や~い」の美談、玄武門での戦い、赤十字野戦病院での皇后の慈悲、死して喇叭を離さぬ木口小平、黄海海戦勇敢なる水兵、下関講和条約までを描く。嵐寛寿郎ことアラカンが二度目の明治天皇、皇后には東映時代和田道子と名乗っていた高倉みゆき。この作品から皇后女優となり1960年に新東宝退社まで主演女優とて活躍(大蔵貢の妾を女優にした発言がスキャンダル)。若山富三郎の敵陣での大チャンバラが見物。1958年3月30日~4月14日豊橋国際、併映「楠公二代誠忠録」。1958年10月12日~15日豊橋国際、併映「明治天皇と日露大戦争」。【サイズ:雑誌広告】【年代:1958】