説明
テンゴクノヤクソク/脚本:ジョセフ・ステファノ。音楽:カーター・バーウェル。監督:ジェームズ・ウォーリー。アル・パチーノ主演のヒューマンドラマ。 祖父と孫のふれあいの物語。1933年、大恐慌のアメリカ。十二歳のジェンナーロは、完成したばかりの映画館に行きたくてしょうがない。しかし貧しい家に生まれた彼には、入場料の25セントを出すことは不可能だった。祖父ガエタノが亡くなったら25セントをくれると約束していたものの、ジェンナーロは祖父に長生きして欲しいと考え、町で働くことにした。その過程で少年は、貧困にあえぐ中年女性がジャガイモを盗む現場と遭遇したり、ブルーナ医師(アンディ・ロマーノ)の妻(ドナ・ミッチェル)から誘惑されたあげく彼女の首吊り死体を発見するというショッキングな出来事を体験したりする。やがて祖父の容態が悪くなり、ジェンナーロは彼を見舞いに裏庭へ行く。そして祖父が静かに息を引き取ると、彼の手から25セント硬貨が転げ落ちてくる。ジェンナーロをそれを持って、憧れの<ラ・パロマ>に入場する。1997年4月12日公開だが豊橋での実績は不明。【サイズ:B2ポスター】【年代:1997年】