説明
ダイカイジュウケットウガメラタイバルゴン/製作:永田雅一。脚本:高橋二三。音楽:木下忠司。特撮監督:湯浅憲明。監督:田中重雄。ガメラシリーズ第2作はカラー。特徴的なのは東宝ゴジラシリーズがプロレス興行的な勧善懲悪的となり擬人化傾向が強まるのに対してこの作品は、蜥蜴恐竜バルゴンとガメラが爬虫類的な本能による対決要素が強く1955年「ゴジラの逆襲」以来の怪獣決闘映画として大人観賞も耐えうる出来となっている。巨利を狙う日本人グループがニューギニアからオパールと間違えて密輸した卵が神戸港で孵化して蜥蜴怪獣バルゴンが誕生して神戸タワーから通天閣・大阪城方面を襲う。一方で宇宙へ追放されたガメラは隕石の衝突で地球へ戻り、本能的な感覚でバルゴンがいる京阪神へ向かい琵琶湖でラスト対決して傷つきながらもバルゴンを倒す。101分。キャッチ「一瞬に大阪市街を焼き尽くすガメラか!ひと吹きで大阪城を凍らすバルゴンか!琵琶湖水中の大激突!」。1966年4月23日~5月6日豊橋広小路大映、併映 時代劇特撮フアンタジー「大魔神」。1966年9月16日~18日銀座東映、併映「大魔神」「オバケのQ太郎」。1966年12月17日~23日豊橋広小路大映、併映「大魔神怒る」。【サイズ:B2】【年代:1966年】