夜霧の訪問者

島田陽子/森田健作、栗塚旭、南原宏治、清水彰吾、クロードチアリ、柳沢真一、

説明

ヨギリノホウモンシャ/原作:結城昌治。脚本・監督:井上梅次。音楽:青山八郎。島田陽子主演の殺人事件に捲き込まれた美貌のカメラマンを描いたサスペンス映画。山野雅夫(清水彰吾)は、フォート・Lの作品展を見てその斬新な美しさに惚れ、会社で使用する来年のカレンダーを製作してほしい、という依頼。喜んだ信二(森田健作)と江津子(島田陽子)は準備にとりかかる。山野は九州から上京するたびに江津子を食事へ誘い、プレゼントを贈る。山野には昔、田沢のり子という江津子に瓜二つの恋人がいたが、過失で死なせてしまった。のり子の幻を求めて江津子に会い、やっと幻から開放された、と言う。信二の心配をよそに、そんな山野に心を奪われていく江津子。ある日、山野は会社の都合でアメリカに行くことになり、結婚して一緒に行ってほしいと江津子に言う。駄目なら最後の思い出として箱根に一緒に行ってほしいと頼んだ。江津子は信二に内緒で山野と箱根へ旅行。結婚を決めかねている江津子に、山野は「アメリカに連れて行けない」とあっさり言った。山野は何か重大な電話を待っているようす。そんな二人を鉄の爪の黒部と義足の染谷がつけ狙っていた。翌日、油壷の別荘で殺人事件が発覚。殺されたのは加奈という女で、数年前、銀行強盗で捕まり今は服役中の荒尾の情婦だった。一カ月後、競輪場で写真を撮っていた江津子と信二は、アメリカに行ったはずの山野を見つけて驚く。黒部と染谷もいたのである。フォート・Lの作品展が開幕したが、その会場から、競輪場での写真が盗まれる。不審に思った信二と江津子は同じ写真を焼き直し展示して張り込んだ。サングラスをかけた女が再びそれを持ち出した。二人は後を追い、アパートをつきとめた。そして必死の聞き込みで、その女が江津子そっくりであること、山野が一緒にいることをつきとめた。江津子が染谷と黒部に拉致され刑務所を脱走した荒尾(南原宏治)の元に連れ去られた事から、全てが明らかになる。山野は、かつて荒尾らと銀行から奪った金を一人じめにするために、情婦ののり子と瓜二つの江津子を利用して、染谷たちの監視の目をくらまし、その間に、のり子が金を預っている加奈を殺し、金を奪ったのだった。駈けつけた信二と事件を追っていた秋元刑事(栗塚旭)の活躍で、荒尾達は仲間割れし、山野は死亡、江津子は無事に救出される。ヒットはおろか大コケ。1975年10月10日~31日豊橋松竹、併映~17日「ブロウアップヒデキ」。18日~31日併映「喜劇開運旅行」「男はつらいよ寅次郎子守唄」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1975年】

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