地球最后の日

リチャード・デア/バーバラ・ダッシュ、ピーター・ハンヤン、ジョン・ホイト

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説明

チキュウサイゴノヒ/原作:エドウイン・パーマー&フィリップ・ワイリーの科学小説「世界衝突の時」。製作:ジョージ・パル。脚本:シドニー・ポーエム。音楽:ライス・スチーブンス。監督:ルドルフ・マチェ。惑星衝突の危機に対する生き残り策を図る人類の様子を描くSF映画の古典。天文学者のブロンソン博士は、新星「ベラス」とその衛星「ザイラ」が地球に接近してくるのを認め、飛行士のデイヴ(リチャード・デア)と共にニュー・ヨークのヘンダースン博士(ラリー・キーティング)に報告するため飛来した。研究の結果、9ヵ月後に「ザイラ」は地球をかすめ、地震、津波を起こした上、その19日後に「ベラス」が地球と衝突することが判った。ヘンダースン博士は、国連にロケットで他の遊星に非難する案を提出したが、天文学者のオティンガー博士がこの衝突説を否認したため、国連は対策をとらないことに決定。ヘンダースン博士は自説を信じ、ロケット建造を各方面に説いてまわった結果、百万長者のスタンスンが資金を提供することになった。不休の工事が続けられ、ロケットは完成して、新遊星に移住する男女各19人が選ばれた。「ザイラ」通過の日、ヘンダースン博士やその娘ジョイスらは地下壕に非難、デイヴらはヘリコプターによってニュー・ヨークが大津波にのまれる様をつぶさに実見した。いよいよロケットが飛び立つ日、選ばれた人々は植物の種や家畜類をたずさえて機上の人となり、遂に地球を立った直後、「ベラス」は予想通り地球に衝突。「ザイラ」に到着した人々は「ノアの箱舟」そのままに新世界の建設を始める物語。ジョージ・パルの製作「月世界征服」「宇宙征服」「宇宙戦争」と共に宇宙4部作と呼ばれる作品の1本。後年「妖星ゴラス」「メティオ」「アルマゲドン」「ディープ・インパクト」などに影響。1952年9月25日~10月1日メトロ劇場、併映「賭博の町」。1954年7月21日~27日豊橋国際劇場、併映「潜水艦ろ号未だ浮上せず」。【サイズ:B5パンフ表紙】【年代:1952年】