地中海殺人事件

ピーター・ユスティノフ/マギー・スミス、ロディ・マクドウォール、ジェーン・バーキ―、ニコラス・クレイ、コリン・ブレイクリー、ジェームズ・メイソン

説明

チチュウカイサツジンジケン/原作:アガサ・クリスティ「白昼の悪魔」。脚本:アンソニー・シェーファー、バリー・サンドラー。音楽:コール・ポーター。監督:ガイ・ハミルトン。アガサ・クリスティ原作『白昼の悪魔』を描いたミステリー。地中海の小島にある閑静なリゾート・ホテルで、アリーナという女性が殺された。別件の調査でたまたまこのホテルに来ていた名探偵ポアロがこの事件を担当する事になったが、滞在客にはすべてアリバイがあった。皆が、ホテルを去るという日、皆を集めて犯人を指摘するポアロ。ポアロは犯人はレッドファーン夫妻だという。クリスティンはあらかじめリンダの時計を進めておいて、浜辺でリンダに時間を聞き、「12時5分前」という返事に急いで浜辺を去る。そしてアリーナのところへ駆けつけ、彼女をなぐり、彼女の水着を着て浜辺で横になる。遠くから見ただけのマイラが、彼女をアリーナと思い込んだのも無理はなかった。マイラがホテルに知らせに行った隙にパトリックがアリーナを絞殺。犯行動機はイギリスでアリーナと知りあったパトリックが、20万ドルの宝石を奪い、偽物とすりかえたことを誤魔化すためだった。そのためパトリックとクリスティンはわざと喧嘩を演じてみせていたのだ。さらに、ポアロはイギリスの荒地で発見された婦人がパトリックの前妻で、通報したハイカーがクリスティン(ジェーン・バーキン)であったことを語り、二つの犯行が類似していること、そして解決の鍵となったのはパトリック(ニコラス・クレイ)の何げない言葉であったと話す。1982年12月4日広小路スカラ座。【サイズ:B2】【年代:1982年】