説明
ウモントリモノチョウ マボロシドウロウノオンナ/原作:佐々木味津三。脚本:鈴木兵吾。音楽:鈴木静一。監督:工藤栄一。大友柳太朗主演の右門捕物帖シリーズ第4作は夏向きの怪奇ミステリームードのサスペンス。元掛川藩士が手ぬぐいで包んだ石つぶてで殺されて未亡人(青山京子)の妹(桜町弘子)の元彼こと平幹二朗が疑われる。藩金横領に絡む殺人情痴事件に発展して右門が謎を解く。右門は、3ヵ月前の藩金盗難事件が関係ありとにらみ、当事者・甲斐達也(平幹二朗)を調べ始める。そして、達也の隠れ家を密告してきた易者・南雲堂(沢村宗之助)に不審を抱き、その行動に目を光らせる。水島道太郎と青山京子が悪役を引き受けるミステリーだがチャンバラが少し控えめになってきた。1961年8月2日〜12日第一東映、併映「旗本退屈男謎の七色御殿」。1961年10月25日〜31日銀座東映、併映「花と嵐とギャング」。1962年1月3日〜6日南東映、併映「笛吹き若武者」。1962年3月18日〜20日二川銀映、併映「悪名」。【サイズ:B2】【年代:1961】