口笛を吹く渡り鳥

長谷川一夫/若尾文子、笠智衆、中村玉緒、岩井半四郎、三波春夫、香川良介、沢村宗之助、清水元

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説明

クチブエヲフクワタリドリ/脚本:八尋不二。音楽:渡辺浦人。監督:田坂勝彦。主題歌:三波春夫。長谷川一夫主演。「口笛吹いてドスを抜き、女ごころを背に受けて、歌で斬る斬る三度笠!」のキャッチコピーの通り、カッコ良い長谷川一夫を見せる映画。中盤の街道を歩くシーンと、ラストシーンには三波春夫の主題歌が流れるスターで客を呼んでいた時代の典型的な股旅時代劇。ヒロインは若尾文子。鴈(かりがね)の伊太郎(長谷川一夫)は二足の草鞋を履く悪ヤクザの五兵衛(香川良介)から身売りにきた母娘を救うが、追ってきた五兵衛の手下に鉄砲で射たれる。傷を負った伊太郎は旅先で知り合った医者の卜斎(笠智衆)と娘のおせつ(若尾文子)に助けられる。それから半年後、伊太郎は旅の途中で五兵衛から救った娘みよ(中村玉緒)に偶然会い、卜斎が五兵衛と結託した代官(沢村宗之助)に牢屋へ入れられたことを知らされて医者親娘を助けることになる。ラストは口笛を吹く長谷川一夫を若尾文子が追いかけて「終」。1958年7月6日~19日豊橋丸物会館、併映「巨人と玩具」。13日~19日「息子の結婚」。1958年11月10日~20日豊橋千歳劇場、併映「楢山節考」。【サイズ:B5キネマ旬報広告】【年代:1958年】