説明
ハンギャクノホウシュウ／脚本：永原秀一・長田紀生。音楽：渡辺岳夫。監督：澤田幸弘。主題歌：石原裕次郎「反逆の報酬」「徹男と秋子のバラード」。欲と復讐にかられた二人の男が、身ひとつで巨大な麻薬組織に挑み、絶滅させるまでを描いたアクション超大作。村木駿（渡哲也）は元新聞記者で今では世界を股にかけての恐喝専門のカメラマン。村木はベトナムの戦場でジョーが戦死する時に鍵とペンダントを預かる。ジョーの遺言通り東京のマンションを訪れると虚無感を漂わせた美貌の女・秋子（鰐淵晴子）がいた。村木と秋子はお互いの秘密を明かせないまま別れるが、村木はその帰り沖田（石原裕次郎）という男に尾行されていたが沖田は数年前に組織のボスに裏切られ、死んだことになっている男だった。こうして２人の男が協力して麻薬組織のボス（成田三樹夫）に迫る。石原裕次郎はＴＶ「太陽に吠えろ」のボス役で人気だったが、最後の映画主演作となる石原プロ製作の東宝配給。この当時東宝は健全娯楽路線が衰退して全く不調で勝プロ「子連れ狼」シリーズや劇画で凌いだ時期で、石原プロとも提携。１９７３年３月３日～１６日丸物東宝、併映「赤い鳥逃げた」。【サイズ：Ｂ２】【年代：1973年】
