説明
ハンギャクノメロデイー/企画:水ノ江滝子。脚本:佐治乾・蘇武路夫。監督:澤田幸弘。原田芳雄の日活初出演で初主演作品。澤田幸弘が「斬り込み」に続いて監督したニュー・アクション。一匹狼のヤクザ・塚田(原田芳雄)は、ゲバ作(佐藤蛾次郎)、滝川(藤竜也)らとともに関東のヤクザ組織(須賀不二男・曽根晴美・永山一夫)が支配する新興工業都士に乗り込みコンビナート建設に絡んで対立して大暴れ、弟分の蛾次郎や地井武男が殺されて警察と癒着した須賀と対決する、青木義朗が警察で片っ端から原田芳雄の廻りを逮捕して地元ヤクザが一掃されて須賀不二男企業がコンビナートを完成させる。そしてコンビナート完成披露会場に殴り込んで共倒れ、最後原田だけ残るが警察特殊部隊によって射殺される。組織に絶望的な戦いを試みるパターンが後の「野良猫ロック」シリーズに繋がる。日活映画でダイニチ映配だが豊橋では3日間だけの公開だった。1970年8月5日~7日広小路豊橋大映、併映「あしたのジョー」。【サイズ:B2】【年代:1970年】