博奕打ち 不死身の勝負

鶴田 浩二/若山富三郎、藤山寛美、木暮実千代、橘ますみ、待田京介、石山健二郎、千葉蝶三郎、小島慶四郎、人見きよし、小松方正、植村謙二郎、国一太郎、汐路章、丘路千、関山耕司、江幡髙志、

説明

バクチウチ フジミノショウブ/脚本:小沢茂弘・高田宏治。殺陣:谷明憲。監督:小沢茂弘。熊本の博徒朝倉常太郎こと爆弾常 鶴田浩二に対抗する悪玉に若山富三郎が配役されると俄然面白くなる。昭和初期 北九州の炭鉱で世話になった炭鉱主石山健二郎が若山からの借金で追い込まれて炭鉱発掘権を取られ鶴田に遺書を残して自殺、石山健二郎の炭鉱を手中に収めて勢力拡大して悪行を重ねる悪德炭鉱主若山に弔いのサイコロ賭博で勝ってドスで仇を討つ任侠篇。ラストは若山の腹にドスを突き立てる鶴田。田うさぎやサイコロなど博奕の数々が観られる。主題歌は鶴田浩二「無情のブルース~はじきだされた半端な命、捨てても未練があるじゃなし義理も人情も紙風船だ~ソレがヤクザのソレがヤクザの生きる道~」、ヒロインは橘ますみ、木暮実千代が久し振りに鉄火な役処で存在感。汐路章が丸坊主、任侠映画全盛時代の「博奕打ち」シリーズは小沢演出の娯楽度全開で楽しい黄金時代。1967年の7月興行は健さん秀次郎と2本立てで満員御礼だった記憶。1967年7月8日〜20日豊橋東映、併映「昭和残侠伝 血染の唐獅子」。【サイズ:B2】【年代:1967】