十三人の刺客

役所広司/松方弘樹、市村正親、松本幸四郎、平幹二朗、稲垣吾郎、光石研、吹石一恵、岸部一德、内野聖陽、山田孝之、伊勢谷友介、伊原剛志、窪田正孝、六角精児、古田新太、沢村一樹、齋藤工、

カテゴリー: タグ: , ,

説明

ジュウサンニンノシカク/原作 池宮彰一郎。脚本 天眼大介。監督 三池崇史。1963年東映「十三人の刺客」のリメイク。前作と背景は同一だが襲われる行列は約60名から300名に増加してラストの対決がスプラッタ度満載の殺戮を展開する。明石藩家老・間宮図書(内野聖陽)が老中屋敷前で切腹する場面から始まり、明石藩主松平斉昭(稲垣吾郎)の暴君振りを訴える。藩主は将軍の弟で次期老中の予定だったので、老中土井大炊守(平幹二朗)は極秘に藩主暗殺を計画して目付役・島田新左衛門(役所広司)を呼び寄せ暗殺命令を下す。参謀に倉永佐平次(松方弘樹)・剣豪平山(伊原剛志)・甥の新六郎(山田孝之)など11人が集結する。対抗する明石藩には島田の旧友である鬼頭半兵衛(市村正親)が対峙する。参勤交代の帰国時を狙う計画で美濃落合宿での待ち伏せで決行する計画を嘗て斉昭に息子と嫁を殺された尾張藩上松陣屋の牧野(松本幸四郎)と協力して、明石藩一行を落合宿へ誘導する計画で体を張って一行を退けた牧野は切腹して果てる。一方で落合宿で一行を迎える為の備えを準備する刺客達に、地元の若者(伊勢谷友介)が加わって刺客は十三人となり、戦闘準備をした明石藩一行が到着して修羅場が始まる。暗殺は成功して明石藩主松平斉昭は病死。特筆すべきはラストの肉弾戦で唯一殺陣をキチンと出来るのは松方弘樹ひとりで役所も市村もそれなりだが松方の殺陣が目立つ結果となった。松方銀幕でのラスト大立ち回りだが作品的には完全に前作の勝ち。撮影は庄内映画村。2011年9月25日全国公開。 【サイズB2】