説明
ホッカイノアバレリュウ/脚本:佐治乾・神波史男。音楽:富田勲。監督:深作欣二。梅宮辰夫主演の深作欣二監督によるアクション。製作当時の東映1966年はギャング路線から任侠路線が主流になった頃だが深作欣二監督が発表した作品は3本。「脅迫」「カミカゼ野郎真昼の決斗」とこの作品、任侠にもギャングにも馴染まなかった頃の作品。物語は、北海道の漁村で網元の息子(梅宮辰夫)が帰ってきたら村はヤクザ親子(安部徹・室田日出男)に支配されていて、彼らと対決する展開。1964年に深作が撮った「ジャコ万と鉄」のバリエーションとなっていてロケーション中心に展開。深作が任侠映画を演出するのは翌年1967年の「解散式」が最初となる。「脅迫」に続いて室田日出男がアクの強い役処で印象的で深作組の常連となっていく。1966年10月22日~29日豊橋東映、併映千葉真一「浪曲子守唄」。【サイズ:B2】【年代:1966年】